「20代でマネージャーになれる。」― 大手企業から転職。キャリアを切り拓く、信念と強さ。
- pr12411
- 6月26日
- 読了時間: 8分
更新日:6月30日

こんにちは!ディレクターのともちゃんです。
ノンピでは、食にまつわる事業を多数展開していますが、実は活躍している社員のバックグランドは様々。
そこで、今回から全3回にわたって、ノンピメンバーのキャリアとリアルな声をみなさんにお届けしたいと思います!
第1弾は、社員食堂やカフェテリア計9拠点を束ねるスーパーバイザーの井上航太さん(27歳)をご紹介!
「やるべきことはちゃんとやる」「筋は通す」をモットーに、忙しい現場を軽やかにまとめる井上さんが、活躍の場にノンピを選んだ理由とは?そのリアルな言葉に、きっと誰かの背中が押されるはずです。
Profile | 井上航太さん(27歳) 明治大学卒業後、大手飲料メーカーにて営業・製品企画を経験。その後ノンピへ転職し、現場での店長業務を経てエリアリーダーに抜擢。現在は9店舗を束ねるスーパーバイザーとして活躍中。
この先何をしたいかが見えなくなってしまった
― 早速ですが、井上さんは、ノンピに来る前はどんなお仕事をされていたんですか?
井上:新卒で大手飲料メーカーに入社して、最初は量販店向けのルート営業を担当していました。スーパーやホームセンターを回って、お客様との関係づくりと提案を行っていく仕事です。その後、社内公募の機会があり、製品企画部門に異動しました。実は入社時からずっと「企画の仕事がしたい」と思っていたので、ようやく念願が叶った瞬間でした。
― 社内公募から希望の職種に異動できたんですね。すごいです!念願の企画職はどうでしたか?
井上:やりがいは大きかったです。でも、良い意味でも悪い意味でも「企画の仕事をする」ということがゴールになってしまっていたことに気づいて。自分の中では「やりたかったことをやれた」という達成感があった反面、「じゃあこの先は?」という未来が見えなくなっていたのも正直なところです。企画の中でもかなりニッチな領域だったので、このままキャリアの幅が広がらないかもしれないという不安が芽生えました。ちょうどそのタイミングで上司からも「この部署は、一生いる場所ではない」と言われ、この先のキャリアを考えるよう促されたのも大きかったです。
“なんでもあり”な可能性に惹かれて
― そんな時に、ノンピを見つけたんですね?
井上:そうですね。食に関わる仕事は続けたいと思っていたので、飲食業界で転職先を探していたところ、Wantedlyでノンピを見つけて。「なんでもあり!な雰囲気で面白そうだな」と思ったのと、実際に面接で話した社員の方々が個性的でとても印象に残りました。「この人たちと働けたら面白そうだなあ」という感覚がありましたね。
― でも正直、大手企業からベンチャーのノンピへの転職って、不安だったのでは?
井上:もちろん、経験していないことへの挑戦という意味での不安は多少ありましたが、企業の規模感についてはあまり気にしていませんでした。「何をやるか」よりも「誰と働くか」の方が大事だと思っていたので。ノンピの人たちはみんな気さくで、でも考え方はしっかりしていて。面接での対話を通じて、「この会社なら自分の裁量で動ける」「いろんなことに挑戦できる」って確信が持てました。
「なんで?」を繰り返す論理的思考力で、20代のエリアリーダーへ

― ノンピに入社してからはどんな仕事をしていたんですか?
井上:まずは某外資系企業のカフェ店舗の店長を担当しました。海外出身の社員さんも多く、大学以来久々に好きだった英語を使えることに少しわくわくしていたのを覚えています(笑)その後、三菱地所さんの社員食堂へ異動しました。現地調理型の拠点だったのもあり、割と自由に「こんな社食イベントをやってみたら面白いかも!」と思うものをどんどん提案していきましたね。会社としても「やってごらん!」と受け入れてくれる雰囲気があったので挑戦しやすかったです。それから入社半年後にはエリアリーダーになりました。
― 半年で!?しかも20代でエリアリーダーに抜擢なんてすごいですね!!きっと何か理由があったのでは?
井上:自分自身を振り返ってみると、昔から「なんで?」「どうして?」と深堀りして考える癖がついていました。新卒で入社した大手企業で営業や企画をしていたのもその考え方を伸ばした要因だったと思います。一つの数字に対して「これってどういう数字なんだろう?」とか、「この商品を売るには原価がいくらかかって、一日の来客数が何人だから平均いくら売れる計算で、利益は・・・」とか。「構造理解が得意だよね」と上司に褒めていただくこともありました。課題や情報を整理して、紐解いて、原因や理由とかそこに隠された本質を掴む。そうして、行動の根拠を明確化する。論理的思考に基づいて行動することを意識していました。そのおかげか、新しくチャレンジすることも成功することが多かったですね。がっつり飲食業界のバックグラウンドはない、いわゆる未経験だったけど、ある意味異色の存在として、今まで培ってきた自分の武器を活かせた部分が評価されたのかもしれないです。
一度辞めても、また戻ってきた理由
― 実は井上さん、ノンピを一度辞めて、その後また戻ってこられたんですよね?
井上:はい。一度退職したのは、新たに別のキャリアに挑戦したいと思ったからでした。でも転職先で上司になる予定だった方が突然辞めてしまって。環境も不安定になったので、もう一度転職し直そうと思っていました。そんな時に、ノンピでお世話になっていた上司に「戻ってこない?」と声をかけてもらったんです。
― すごいタイミングですね!
井上:そうなんです(笑)退職してからも仲良くさせていただいていて。度々会っていてたのですが、たまたま飲もう!となった時が、ちょうど再転職を考えていた時だったんです。「戻ってこない?」と言っていただけたのは、正直うれしかったし、そんなありがたいことを言ってもらえる機会なんて、人生に何度もないだろうなとも思いました。それから店舗の見学に行ったり、上形さん(社長)とも飲みに行ったりして・・・
― 上形さん(社長)とも飲みに行ったんですか!?
井上:はい(笑)在籍時から上形さんを始め経営陣のみなさんとの距離は近いなと感じていたのですが、普通の会社ではなかなかありえないですよね。一度ノンピを離れた上で、今感じている不安や今後のキャリアについての考えとか、いろいろ相談していくうちに「やっぱりこの人たちとまた一緒に働きたいな」と思ったんです。以前からお世話になっていた方に声をかけてもらえたこと、何よりノンピで働くみなさんの、”人の良さ”に惹かれて。それが「戻ろう」と思った決め手でしたね。
「やれることはやる」「筋は通す」という変わらない思いで9店舗をまとめる
― そしてノンピに戻り、今はスーパーバイザーとして活躍されているんですよね!
井上:はい。運営企画やオペレーションなどの業務を担当した後、2025年の3月から、社員食堂を中心に合計9店舗をマネジメントしています。大変だし、自分自身「まだまだやれてないな」「手が回ってないな」と反省する日々ではありますが、「やれることはやる」って姿勢は忘れずもっています。
―なんと9拠点も!!チームをまとめるうえで、何か意識していることはありますか?
井上:自分の体は一つなので、全ての店舗のオペレーションに入るということはできないですが、その分自分の強みを生かすようにしています。クライアントとのリレーションフォローに入って良好な関係を築いたり、情報の整理をしてやる・やらないの判断や効率化のための施策を考えたり。ちょっとでも面白くなりそうなことは、みんなでチャレンジしていきたい、そしてなるべく成功させたい。やらなきゃいけないことはやるし、意味がないと感じたことは省く、みたいな判断軸のもと、“誰かのためになるならやる” “お客様に楽しんでいただけそうならやる” そんなスタンスです。
― 井上さんのマネジメントは「静かだけど本気」な感じがします。
井上:(笑)たいそうなことはできませんが、自分なりに筋を通したいと思っていて。例えば、予算を取ることは組織として当たり前に必要なことで、それが達成できないとメンバーの評価も上げられないし、守れない。だから、マネージャーとして指導しなきゃいけないことは、きちんと伝えて改善できるようにしています。

どんな人と働きたいか、自分に問いかけてみてほしい
― 今後の展望はありますか?
井上:会社としては「上場」を目指しているので、自分もそこにどう関われるか、どう貢献できるかっていうことは考えています。今お世話になっている人たちに、少しでも恩返しができるように行動をしながら、自分自身もより高みへスキルアップしていけたらと思っています。
― 良い意味で、ゴールなき挑戦って感じがしますね!
井上:そうですね。一緒に働いていて楽しいなと思える人と働けていること自体が楽しくもあるので、限界を決めずに「やれることはやる」精神で、会社も自分も成長させていきたいです。
― 最後に、転職を迷っている人にメッセージをお願いします。
井上:僕は「この人と働きたい」「この人の話、もっと聞きたい」と思える人がいる職場が一番だと思っています。ノンピにはそう思わせてくれる人がたくさんいました。転職を迷っている人には、「楽しく働ける仲間と出会える場所」っていう観点でも、ノンピはおすすめです。

再びノンピに戻ってきたのは、「この人たちと、もう一度働きたい」と思えたから。
環境よりも、“誰と働くか”を大事にして選んだ場所で、目の前の仕事にまっすぐ向き合い続ける井上さんの姿勢は、静かで確かな熱を持っていました。どんなキャリアも、自分の手で意味づけていける――そんな希望を感じるインタビューでした。
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