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ノンピの“循環米”プロジェクト2025、実りの秋へ。クライアント様と一緒に収穫祭を開催しました!

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  • 10月30日
  • 読了時間: 6分
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こんにちは、ディレクターのともちゃんです!


ノンピが取り組む“循環型の米づくり”プロジェクトが、今年も実りの季節を迎えました!2025年10月3日(金)、埼玉県寄居町のノンピファームにて「収穫祭」を開催。春の「田植祭」で手植えした稲を、クライアントの皆さまと一緒に収穫してきました。食の循環を“見て・触れて・味わう”一日をレポートします。


5月の田植祭の様子はこちら:https://www.nonpi.com/post/jyunkanmai2025_tauematsuri



「循環米」ってなに?|nonpiが目指す“食の循環”

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 ノンピでは、2023年より東京発の循環型農業「循環米プロジェクト」をスタート!社員食堂で発生する食品残渣やコーヒーかすを液肥・堆肥として再利用し、埼玉県寄居町の農地でお米や野菜を栽培しています。

 今年は地域の方々の協力もあり、収穫量が昨年の10倍に拡大。約1.2tの循環米が実りました。品種は、炊き上がりが絹のように白くつややかで、ほどよい粘りと軽やかな口当たり、上品であっさりとした甘みが特徴の「きぬひかり」です。和食との相性がよく、冷めてもおいしいのでお弁当やおにぎりにもおいしいと言われています。

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 今回も、ノンピに社員食堂の運営を委託いただいているクライアントをご招待。3社(東京スター銀行・三菱地所・クレディセゾン)5名様と、ノンピ社員12名にて収穫祭を実施いたしました。東京・竹橋からマイクロバスに乗り、参加者一行は寄居町へ出発!





まずは“循環のはじまり”を見学。食品リサイクルの循環工場「アイルクリーンテック」へ

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 最初の目的地は、ノンピの食品残渣やコーヒーかすを堆肥に加工していただいている食品リサイクルの循環工場「アイルクリーンテック」です。

アイルクリーンテック公式サイト:https://www.i-ll-group.co.jp/ict/



 ここでは、周辺のスーパーや飲食店、給食事業者などから集められた食品残渣や、稲のもみ殻・稲わらなどの有機物をリサイクルし、堆肥を作っています。パレットと呼ばれる専用の容器に有機物を混ぜ合わせ、発酵・資源の追加・ミキシングを繰り返し、およそ36週間(9か月)かけて堆肥へと生まれ変わります。栽培する作物、土壌の状態・特性、施肥の目的、さらには天候、気候によって求められる堆肥の要件は変わってくるのですが、組み合わせる食品残渣の種類や割合を調整して適切な堆肥を生産しています。


 集められる食品は、食べ残しだけではなく、売れ残りや賞味期限切れなどの在庫処分品も多く、思わず「もったいない…」という声がこぼれる場面も。みなさん真剣な表情で説明を聞き、工場の様子を見学しながら、驚きの表情や胸を痛める姿が見られました。



 食品ロスという課題を“数字や言葉”ではなく“現場で体感”することで、食の循環や持続可能な取り組みの重要性を改めて感じる時間となりました。



黄金色の田んぼで稲刈り体験!手植えした稲との再会


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 続いて向かったのは、春に田植えを行ったノンピファーム。アイルクリーンテックで加工された食品残渣の堆肥を使用した循環米は、すっかり成長し田んぼ一面が黄金色に染まっています。稲穂が風に揺れる景色はまさに収穫の秋そのものです!



 稲刈り初挑戦の方がほとんどで、みなさんドキドキしながらも、農家の梅澤さんに収穫の方法をレクチャーいただきます。見た目は簡単そうですが果たして…!?鎌を手にいざ収穫スタート!



 一束一束、丁寧に刈り取り、みなさんうれしそうな表情です。刈り取った稲はその場で束ねて、竹で組んだ“はざ”にかけて天日干し。天日干しをすることで、カビの発生を防ぎ、長期保存もしやすくなります。昔から「藁の栄養が実にうつる」と言い伝えられており、自然の力でよりおいしいお米に仕上がっていくそうです。



 しかし、腰を落として一束ずつ刈り取っていく作業は見た目以上に重労働!最初こそ元気があったものの、次第に「思ったより大変ですね…」「農家さんってこんなに大変なの…」と額に汗をにじませながら、一生懸命作業を進めていきます。

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 そんな中、ノンピのセントラルキッチンでシェフを勤める長谷川さんは、“一束を一狩り”でザクザクと収穫する華麗な腕前を披露。「まるでプロ!」と称賛の声が上がり、現場が一気に盛り上がりました。

 最後は落ち穂拾いも実施し、稲の取りこぼしがないよう丁寧に確認。手植えから収穫まで、半年かけてつないできた“循環の実り”を実感する瞬間でした。


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寄居の恵みを味わうBBQ交流会


 収穫を終えたあとは、高蔵寺会館へ移動してBBQ交流会を開催!寄居町の銘柄豚「武州豚」や、とろなす、旬の地元野菜などを使った料理が並びました。



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 さらに、締めには事前に収穫しておいた循環米の新米を羽釜で炊き上げ、参加者全員で炊き立てを試食!!ふっくら炊きあがった循環米に、寄居の新鮮な卵をのせて卵かけご飯にして食べると…「おいしい!」「何杯でもいける!」と、おかわりが続きました。


 一緒に食卓を囲むことで、リラックスした雰囲気が生まれ、普段の社員食堂や会議の場面での姿とは違う一面も。クライアント様同士、そしてノンピ社員との会話も自然と弾み、それぞれの会社での取り組みや今後の展望などの情報交換や、新しい関係が生まれる時間となりました。




“育てて、食べる”循環を感じた一日

 今回の収穫祭では、春に植えた稲を自らの手で収穫し、そのお米を食べるという“育てて、食べる”循環を全員で体感しました。ノンピ社員からは「次は脱穀も体験してみたい!」との声も上がり、ノンピファームでの活動が、食への関心や理解を深めるきっかけになったようです。クライアント様からも「田植えと収穫、どちらも違う大変さがあるけれど、貴重な経験になった」との感想もいただきました。 SDGsやサステナブルという言葉だけでは伝わりにくい“食の循環”を、循環工場の見学も合わせ、実際に見て・触れて・味わうことで実感できた一日でした。



これからの展開とnonpiの想い

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 収穫した循環米は、精米を経て10月末ごろからノンピの社員食堂で順次提供予定です。さらに11月後半には、循環米をテーマにしたイベントを各店舗で実施予定!nonpiはこれからも、食を単なる腹を満たすためものではなく、人と人・企業と地域をつなぐ“コミュニケーション”の場として育てていきます。



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 今回のようなサステナブルな体験に加え、ノンピでは、社員食堂やカフェの運営を通じて、「人が集まりたくなる食空間」をつくる取り組みを数多く実施しています。出社率の低下や社内コミュニケーション不足、採用強化など、企業が抱える課題に対し、“食”が果たせる役割は決して小さくありません。

 また、キッチンがなくても温かい食事を提供できる「キッチンレス社食」は、初期費用を抑えられることから、高層ビルに入居する企業様を中心に、導入のご相談を多くいただいています。ぜひ、貴社のオフィスの食空間づくりに、ノンピをご活用ください!


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