社員食堂の導入にかかる設備費用とは?
- 未央 東
- 5月15日
- 読了時間: 3分
更新日:6月5日

社員食堂って、実際どれくらいお金がかかるの?
オフィス内に社員食堂を導入する際、気になるのはやはり初期費用。
今回は、社員食堂の導入にかかる設備費用とその内訳について、わかりやすく解説します。
【1】社食の種類と予算感
社食導入に必要な初期設備費用は、規模(食数、座席数、厨房規模)や運営スタイル(フルキッチン型/セントラルキッチン型/キッチンレス型)によって異なりますが、
✅ 一般的なフルキッチン型社食の場合: 約 3,000万円〜1億円以上 が目安(中堅〜大規模企業向け)
✅ 簡易厨房型(例: 冷蔵庫、炊飯器+再加熱+盛付): 約 1000万円〜3,000万円
✅ キッチンレス(外部調理+配膳のみ): 約 0万円〜500万円
※食器、備品はランニングでレンタル費として請求
【2】主な設備内訳(例:フルキッチン型の場合)
項目 | 概算費用目安(円) |
厨房機器(冷蔵庫、冷凍庫、コンロ、オーブン、食洗機など) | 1,000万円〜3,000万円 |
調理台・シンク等水回り工事 | 200万円〜800万円 |
換気設備(フード、ダクト) | 300万円〜1,000万円 |
空調・電気・ガス工事 | 200万円〜800万円 |
内装工事(床・壁・天井・照明) | 300万円〜1,000万円 |
配膳カウンター・食器棚等備品 | 100万円〜500万円 |
食堂エリア家具(テーブル・椅子) | 200万円〜1,000万円 |
水まわり | 200万~1800万 |
換気設備 | 300万~3000万 |
空調・電気・ガス | 200万~1800万 |
合計(フルキッチン型) | 約3,000万円〜1億円 |
【3】賢くコストを抑える工夫は?
キッチンレス型: (例:ノンピなど外部調理+温蔵配送)の場合、 厨房・調理設備の設置が不要で、 喫食スペース、会議テーブル、電源、購入するものとしては保温、運搬備品、食器など最小限の機材で済みます。 ➡ 初期費用は 0万円〜500万円程度に圧縮可能。 ※食器、備品はランニングでレンタル費として請求
スペース再利用: フリースペースやラウンジを活用すれば内装・工事費を大幅に抑えられます。
食数調整可能 : 食数の見込みを立てることで、フードロス削減やオペレーション効率化が可能です。
【4】補足ポイント
設備費用に加えて、設計・監理費( 業務範囲により30万~/月額程度)が発生します。
消防・ 保健所基準の適合確認(地域によって異なる)も必要です。
ランニングコスト(人件費、食材費、光熱費)も、費用として計算する必要があります。
社員食堂の導入には、単に「コスト」だけでなく、 新規採用、離職防止など、人材投資の観点でも、効果的です。
費用対効果を最大限にするため、設備費用を正しく理解し、効果的な導入を進めることで、オフィスの“食”がもっと価値のあるものになるはずです。ぜひ、オフィスの価値を高める、一歩を踏み出してみませんか?
【会社概要】
会社名 :株式会社ノンピ
代表 :代表取締役 上形 秀一郎
本社 :〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1丁目2−2 竹橋ビル 16階
事業内容:・社員食堂、キャラクターカフェのプロデュースと運営
・ケータリングサービス「nonpi CATERING」の運営
・法人向けフードデリバリー「eazy catering」の運営
・法人向け社員食堂「nonpi Chef's LUNCH」の運営
・カフェ/コーヒー豆販売サイト「R.O.STAR」の運営
・藤子・F・不二雄ミュージアムカフェの運営