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2021.01.08

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国際資格 超難関「Qグレーダー」合格焙煎士が追求するノンピのコーヒー  〜THE FACTORY SHINKIBA 本間智一〜

こんにちは、広報の坂本です。

ノンピに朗報が入りました!!

世界で約4,000人、日本では約300人しか合格していないと言われているコーヒーの国際資格「Qグレーダー」に、ノンピ THE FACTORY SHINKIBA所属の本間智一が2020年12月に合格しました。

■Qグレーダーとは?
SCA(スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価ができるとCQI(Coffee Quality Institute)が認定した国際資格。資格取得者であるQグレーダーが正式な手順に則って評価したコーヒーを【Q認証コーヒー】として認証することができる。

ノンピのFACTORYで焙煎したこだわりのコーヒーは、R.O.STAR豊洲店ONLINE R.O.STARやノンピが運営する社内カフェ、nonpi foodbox(ランチプラン)などで提供しています。

今回、Qグレーダー資格を取得した本間さんにインタビューしました。

THE FACTORY SHINKIBA 焙煎士 本間智一

ずっと興味があった焙煎をしたくてノンピ入社

坂本:ノンピ入社前はどのような仕事をしていたのですか?

本間:実は、20年間印刷会社に務めていました。漫画から医学書まで幅広い書物を取り扱うところで、印刷オペレーターの業務をしていました。

坂本:・・・!(初耳)

本間:ライフプランを考え直す機会があり、その時に元々興味があったコーヒーの業界に転職しようと決めました。そして、すぐにバリスタの資格をとれる専門学校に通い、資格取得しました。ノンピへの入社は2014年12月25日、ちょうど6年前の今日ですね!(インタビュー当日2020年12月25日)
ノンピのコーヒーが自家焙煎ということは知ってたので焙煎士を希望してましたが、入社から約2年R.O.STAR豊洲店の店舗所属でした。どこの求人媒体を見ても未経験で焙煎を担当できる企業はないという事は分かっていたので、将来的に焙煎士になれることを目標に頑張りました。工場勤務が長かったので店舗勤務は不慣れで苦労もありましたが…。R.O.STARのサービス全般が業務なので、コーヒーだけでなく定番のサンドイッチも作ってましたよ。

坂本:まさか店舗勤務を経験されていたなんて…!もう何十年も焙煎のお仕事されていたのだと思ってました。ではその後、FACTORYの焙煎士となったのですね?

本間:そうですね。前任者の退職のタイミングで、2016年9月にTHE FACTORY SHINKIBA(以下、 FACTORY)に異動しました。焙煎については本で結構勉強をしていたので、その学びを元に実践していきました。
「焙煎」という仕事は、分かりやすく言うと【コーヒーの生豆に火力を加えて化学反応を起こさせ、コーヒーの甘みや酸味を引き出す】ということです。前の焙煎データをみて、温度を合わせたり(火力調整)、豆の色・油の量などを見て、焙煎のタイミングを予測します。1回15分の焙煎で5〜10kg出来ますので、FACTORYでは 月計算で1.5トンは焙煎します。

世界のコーヒー従事者の0.016%しか合格できない資格とは

坂本:今回取得した資格について教えてください

本間: 正式名称「Licensed Q Arabica Grader 」(以下、「Qグレーダー」)という国際資格で、SCA(スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価ができるとCQI(Coffee Quality Institute)が認定した技能者のことです。資格は終身ではなく、3年ごとに更新試験があります。
この資格でできる事は、簡単にいえば資格取得者であるQグレーダーが正式な手順に則って評価したコーヒーを【Q認証コーヒー】として認証することができるということです。

(引用:一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会)

坂本:Q認証コーヒーっていうのは選ばれた方が選定した究極のコーヒーということですね。わかりやすく言うと…価格はどれくらい違うものなのでしょうか?

本間:金銭面でも大きく変わりますので、生産者にとっても評価されたいものですので、それほどの価値があります。
ただ、この選定はCQIが3名のQグレーダーをランダムに指名するものなので、いつ私に指名があるかわかりません。指名があった際には責任をもって評価します。

坂本:なぜ、Qグレーダーの資格を取得しようと思ったのですか?


本間:元々そういう資格があるというのは知っていて、難しいというのも聞いていました。現在FACTORYのアドバイザーである岩崎泰三さんがQグレーダーなので、紹介していただいたのがきっかけです。いつかやってみたいなと興味があったので、まずは受けてみようと思いました。

3日連続19試験。合格は難関

坂本:どのくらいの勉強期間で、勉強をしましたか?

本間:3年前に焙煎士への異動した際にノンピの資格支援制度を活用させていただき初回受験しましたが、19試験の内18試験合格で、残りの1試験は2回再テストして不合格でした。2回再テストをした後に不合格だった場合はすべての試験を初めから受け直すことになるので、再勉強となりました。

坂本:最初から18試験合格したというのもすごいですね…。そこから3年間勉強したということですね?

本間:そうですね。しっかり勉強してから臨もうと思い、3年間業務と勉強を両立させて様々なコーヒーを飲み知識をつけました。コーヒーにはワインのように生産地の土壌によってフレーバー異なります。そしてコーヒーを飲む時には、匂いや風味からまずこのフレーバーを探します。
そのフレーバーを知るために、フルーツ各種のドライフルーツやナッツ各種を食べてみたりしましたね。あとは、試験でポイントとなるのが「基準のルール」を知るということです。
6名同時にコーヒーを採点する試験があるのですが、合計点数の差が他の方と2点以内でないとダメなのです。自分だけが高すぎる点や低すぎる点をつけないよう、他の人たちと味をすり合わせていくのです。つまり、自分の好みで評価するのではなくて“客観的”にどうかということなので、自分の好き嫌いで決める審査ではないのです。

坂本:全19試験はどのくらいの期間をかけて受験するのですか?

本間:6日間かけて受験します。前半3日間は講習、後半3日間は全て試験です。コーヒー評価のプロフェッショナルとして必要な味覚・嗅覚が備わっているかどうかを審査する試験やスペシャルティコーヒー協会のコーヒー評価に必要な知識・技能を習得しているかを審査する試験など、8科目19試験をおこないます。

坂本:どんな試験なのでしょうか?難しそうです。。

本間:そうですね…。ここでは話し切れない程たくさんあります。筆記試験、味覚・嗅覚試験、生豆の格付け、焙煎度の選別などです。
酸味、甘み、苦味を見極める試験では、それぞれの味覚の溶剤がどのレベル(濃さ)がどのくらい(量)混合されているか当てるというものがあり、これは苦労しましたね。「甘みのレベルが高いな」と思っても、それは甘さが“引き立っている”だけで、溶剤のレベルとしては高くないこともあり、引っ掛け問題があるのです。
他には、色で判断できないように暗室(カメラの現像室のような場所)でコーヒー豆の焙煎度を判定する試験などもあります。

坂本:一番難しかった試験は何でしょうか?

本間:中でも【カッピング】という点数をつける試験は一番難しかったですね。Qグレーダーの試験はとにかく五感を使うので体調管理は大事です。風邪引いたら合格は絶対無理ですね。

坂本:たしかに、味覚や嗅覚は体調で左右されますよね。どれも難しそうですが…今回の試験は一発で合格したのですか?

本間:2019年9月に19試験中15試験合格し、2019年12月再テストで3試験合格。残りの1試験は、2020年より流行しているコロナの影響を考慮して受験を見送っていました。そして2020年12月11日に再々テストを受け、合格しました。やっとか…という気持ちが大きいですが、素直に嬉しかったです。

(引用:一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会)

Qグレーダーの詳細はこちらからご確認ください。

豆を追求して改善し続けたい

坂本:Qグレーダーの資格取得は、これからの業務にも活かせることはありますか?

本間:Qグレーダーの資格を取得したことで自らが進んでコーヒーを評価できるわけではないですが、FACTORYのコーヒー改善に役に立つなと感じてます。コーヒーは農作物なので、様々な変動があります。状況によってはコーヒー豆を変えることもあります。それでも美味しいコーヒーを提供するために、配合や焙煎を変えて調整します。今のコーヒーに至るまでも色々な変化をしてきましたが、これからも豆を追求して改善し続けたいです。

コーヒーを味わって楽しんでほしい

坂本:FACTORYのコーヒーでこだわっているポイントはありますか?

本間:焙煎が安定するよう、焙煎する約100kgの生豆を焙煎前日から冷蔵庫で保管し、いつでも一定の温度の豆という状態にしておきます。

坂本:本間さん流のコーヒーの飲み方はありますか?

本間:コーヒーを飲む時に、お菓子などを一緒に食べたりしないのですよね。コーヒーしか飲まないです。コーヒー本来の味から引き出る香りを楽しんでます。

坂本:最後に、これを読んでいる皆さんにメッセージお願いします!

本間:コーヒーをたくさん飲んで、味わって、楽しんでほしいです。

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Qグレーダーの本間さんがいるFACTORYで焙煎しているコーヒーは、R.O.STAR豊洲店・ONLINE R.O.STARやノンピが運営する社内カフェ、nonpi foodbox(ランチプラン)でお楽しみいただけます。

また、本間さんのQグレーダー取得を後押ししたFACTORYアドバイザーの岩崎泰三さんがYou Tubeで、R.O.STAR豊洲店・ONLINE R.O.STARの紹介をしてくださっています。

是非チェックしてみてください。

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