株式会社ノンピ(本社:東京都、代表取締役社長 上形秀一郎 以下ノンピ)は、この度、循環型農業を活用した「循環米」の収穫を発表し、ノンピが運営する約25拠点の社員食堂やカフェでの提供または販売をいたします。この取り組みは、フードロスを有効活用した持続可能な食のモデルを推進しています。
“循環米”で持続可能な社食業界に
ノンピは、2020年から事業におけるサステナビリティの推進に取り組み、今日に至るまで試行錯誤を重ねてきました。特に、食の企業として避けて通れない「フードロス」の課題に真剣に向き合い、その解決に努めてきました。
SDGsの意識が高まる中、フードロスや環境問題に取り組む企業は増えていますが、それを継続的に実践することは簡単ではありません。「本当に持続可能であるかどうか」を問われる場面では、多くの課題が立ちはだかります。
そのような中、私たちの社員食堂で提供する米に対する思いが深まりました。米は社員食堂で欠かせない主食であり、より美味しく、かつ環境に優しい方法で提供するにはどうすれば良いかと考えた結果、フードロスを活用して自ら米を栽培することにたどり着きました。こうして生まれた「循環米」は、フードロスを再利用して栽培されたお米で、これを社員食堂で提供し、循環型の食のモデルを広げています。この取り組みを通じて、「美味しい」をきっかけに、それぞれのオフィスで働く社員が環境や持続可能性について考える機会を提供し、社会全体にも良い影響をもたらすことを目指しています。
また、社員食堂業界の先駆者として、この取り組みが業界全体の新しい「ふつう」になることを期待し、持続可能な未来への一歩として取り組んでいます。
循環する“美味しさ”を体感して食の未来を考える
「循環米」は、食品残渣を基にした液肥を使用して栽培されたお米です。ノンピは2023年4月より、米、野菜の栽培を提携農家と共に開始し、廃棄食品を液肥に転換する技術を導入しています。(=ゼロ・ウェストモデル)
この液肥には食品残渣等の有機物が使用されており、アミノ酸を豊富に含んでいるため、微生物の活性化を促進することで土壌を改良し、作物の甘みがより一層引き立ちます。こうした循環型農業を通じて生まれた「循環米」「循環野菜」は、より美味しい仕上がりとなります。
本年の新米は、収穫量1200キロで9月中旬に社員が一部収穫体験をしてきました。
9月中旬 収穫の様子/昨年の循環米提供ランチ
社員食堂での提供・伊勢丹新宿店など各店で販売
循環米販売イメージ
ノンピが運営する社員食堂やカフェテリアでの“循環米”提供の他、一般利用可能なカフェでの販売や子会社であるYUKIYAMESHIが出店する伊勢丹新宿店の催事での販売を予定しております。
〈“循環米”の提供・販売スケジュール〉
20店舗での提供と5店舗での販売を予定しております。以下一部店舗情報です。
ノンピ運営の社員食堂・カフェ・株式会社テラスカイ★・富士フイルムビジネスイノベーション株式会社★・ネットワンシステムズ株式会社★・三井不動産株式会社(Link-cafe新木場1・新木場 2・柏の葉)・乾汽船株式会社(月島食堂)★…従業員のみ利用可能 | 提供 | 2024年10月15日(火)~19日(金 |
森永製菓株式会社 | 販売 | 2024年10月15日(火)~19日(金) |
Cafe Lish | 販売 | 2024年10月15日(火)~19日(金) |
伊勢丹新宿店YUKIYAMESHI 催事出店 | 販売 | 2024年10月9日(水)~15日(火) |
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