こんにちは、営業の佐藤です。
ノンピでは「共食」の機会と可能性を世界へ広げるために食に関する事業を展開しています。
現在28社の企業様へランチやカフェを提供しており、
最近ではキッチンなどの厨房設備のないオフィスへ食事を届けるランチケータリングの店舗が増えてきております。
今回は、トライアルとしてノンピのランチケータリングを月1回体感していただいている
株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)様へインタビューをさせていただきました。
ランチがひとつの施策になったお話を伺えたので紹介させていただきます。
ただ「食事が美味しい」だけで満足するのではなく、
企業様の抱える課題解決や組織作りに貢献するため、私たちが大事にする「共食」が生み出す世界をもっと多くのお客様へ伝えたいです。
このブログを読んでいただいた企業様の新しい「きっかけ」になると嬉しいです。
〈インタビュイー〉※左より順にご紹介
株式会社ディー・エヌ・エー
ヒューマンリソース本部 人事総務統括部
総務部 部長 清水様
株式会社ディー・エヌ・エー
ヒューマンリソース本部 人事総務統括部
総務部 中村様
ノンピのランチケータリング実施背景
佐藤〉 ノンピのランチケータリング実施に至った背景を教えてください。
中村様〉昨年度から、オフィスに出社した際の社員同士のコミュニケーション活性化を目的とした「オフィスにGOGO」という施策をおこなっています。
施策を開始した当初は、交流を促すために手軽につまめるお菓子を準備して配布していましたが、滞在時間が10〜15分程度になってしまい、お菓子だけでは交流が生まれるのは難しいように感じました。 そこで試験的にランチを導入する案があがりました。
まずは、お弁当を用意してみんなで一緒に食べる時間を提供したところ、食事をとりながら1時間程度同じテーブルで話を交わすので、「交流が深まった」という声が聞こえてきました。
そこで次に、キッチンがなくても温かい食事を提供できる ケータリングという形がいいのではないかということで、ノンピさんにお願いさせていただくことになりました。
佐藤〉お菓子からお弁当、そしてランチケータリングへと形が変わってきたのですね。
清水様〉オフィスに出社した時に社員同士のコミュニケーションが活性化するような場や機会を提供するこを一番大事にしているので、冷えたお弁当よりも、温かい食事の方が「オフィスに来てよかったな」と感じてもらえるのではと思ったのです。
社内コミュニケーションの課題
◆課題1 オンラインとオフライン
佐藤〉 社内コミュニケーションを活性化させる施策ということですが、社内コミュニケーションの課題があったのでしょうか?
清水様〉 コロナ禍を機にリモートと出社を織り交ぜたハイブリッドかつ柔軟な働き方を推奨しており、約8割がリモートです。そのため、オンライン上のコミュニケーションが主となっていて、リアルな場での部門間をこえたコミュニケーション機会が少ないと感じていました。そこで、出社したら新たなコミュニケーションがうまれるような「きっかけ作り」を仕掛けていかなくてはと考えました。
佐藤〉ノンピもオンラインとオフラインのハイブリッドなので、リアルで会うことの大切さを実感してます。社員の方からもそういった課題に関する声はありましたか?
清水様〉 そうですね。 弊社で年2回「働き方アンケート」というものを取っていて、仕事の生産性についてや、チームや上司とのコミュニケーションについての項目があり、その中からもそういった声は感じ取っていました。コロナ前は、オフィスに行くと皆がいて、雑談から簡単な仕事の話はその場ですぐに会話することができました。
もちろん、オンラインでも、チャットや音声ミーティング、ビデオミーティング等、目的に合わせて社員が選べるようにコミュニケーションツールを提供していますが、隣の席にいる人に「ねぇねぇ」と声を掛けられるような気軽さや、偶発的コミュニケーションを生むのはオンラインだけではなかなか難しいと感じています。
佐藤〉 今回のランチケータリングに始まり、これからも コミュニーケション施策に取り組まれていくのですね。
清水様〉 そうですね。弊社ではオンボーディングの一環としてミートアップ施策を実施していますが、これもコミュニケーションのきっかけ作りになっています。チームメンバーでの食事代などを補助したり、あとは弊社には野球球団やバスケ球団がありますので、スポーツ 観戦しながらチームで交流を深めてもらうようなものを昨年からミートアップ施策と一緒に続けてきています。
こういうものに参加した方の満足度は結構高いので、今年度もきちんと続け て いくのが大事かなと思っています。
◆課題2 チーム内とチーム外のコミュニケーション
中村様〉加えて、チーム内コミュニケションとチーム外コミュニケションという課題もあると思っています。チーム内だと食事代の補助等で交流会や打ち上げ実施の促進ができたりしますが、チーム外コミュニケーションは、時間調整やメンバーアサインのハードルが高く、なかなか コミュニティが広がりにくいのが現状で、どのように課題解決していくか我々も悩んでいました。
清水様〉昨年度、「シャッフルバスケ」というバスケ好きな社員をランダムに集め、バスケの試合観戦をするという企画を実施しました。バスケという共通項はあるものの、初対面という心理的ハードルを下げるために、試合の前週のランチに参加者を集めコミュニケーションの機会を設けました。事前にみんなで食事をしていたこともあり、試合当日はスムーズに集合ができたりシャッフルバスケの企画成功に貢献し、食事でのコミュニケーションの大切さを実感する事例の一つです。
このように少しずつ施策の種を巻いてちょっと花が咲き始めたかなという印象ではありますが、正直この課題はコロナ以前からあると思っています。普段仕事をしながら、そういう別のコミュニティを 見つけるというのは難易度が高いです。
ノンピのランチケータリング導入後の変化~コネクトランチの実施~
佐藤〉ノンピのランチケータリング導入後の変化はありましたか?
中村様〉 まずは、 利用者に対してアンケート調査をした結果、「非常に満足した」「満足した」を選択いただいた方が99%という結果となりました。「食事が美味しい!」という声を1番多くもらっていて、社員満足度は高いですね。野菜もあり、温かいスープもあり、量も自分で調整できるところも評価が高く、我々としても導入して良かったなと思っています。
次に、コミュニケーションの部分で言えば、食事から生まれるコミュニケーションの活性化を感じています。
ノンピさんのランチケータリングの日は『コネクトランチ』 というものをトライアルしています。『コネクトランチ』は、必ず1人で申し込みランダムに集まった人同士が同じテーブルでランチをするもので、社員数も多いので初対面の方と話す場面もよく見られます。
自己紹介から始まり、これまでの経歴や趣味、携わってる仕事について共有することによって、コミュニティができたり、仕事においても新しい気づきがあったりもします。
ランチなら気軽に参加できるし、初対面同士のコミュニケーションには「1時間」という時間も、情報交換などのコミュニケーションにちょうど良く、チーム外コミュニケーションの課題解決に適していると感じています。
佐藤〉ただの食事ではなくて、コミュニケーションを生み出す一つの役割も果たしているということでしょうか?
中村様〉 中途社員にとってはオンラインだけではチームメンバーしか知らない環境になってしまうので、こういう企画があると知らなかった人とも仲良くなれたという声をいただいてます。
もちろん中途社員だけでなく、全ての社員一人ひとりが力を発揮して事業や会社を引っ張っていく存在になるために、ヒューマンリソース本部で動いていきたいと思っています。
佐藤〉仕事への定着、社員が孤立しないことは非常に大事ですよね。社員同士の横の繋がりが企業を強くしているのですね。
ノンピに期待すること
佐藤〉ランチケータリングに限らず、【食】という広い目線でノンピに期待することはありますか?
中村様〉セミナーなどオンラインで開催できるものもあるのですが、リアルに集まってオフライン開催することの価値をつくりだしていきたいです。部署での勉強会の後に食事をしながらの親睦会など一連のオペレーションをノンピさんと一緒に進めていけたらいいなと思います。
自分たちで考えるのには限界もあるので、他社様の実績などからアイディアも参考にしながら進めていきたいです。
佐藤〉たくさんの企業様とお付き合いさせていただいている弊社だからこそできるご提案などはあると思います。引き続きよろしくお願いいたします。
人事総務統括部の皆さま
DeNA様、この度はインタビュー取材にご協力いただきましてありがとうございました。
ランチを通して部署を越えた社内コミュニケーションに繋がっているとのことで、何気ない会話を生み出し、企業として社内交流の場を多く提供しようという取り組みの姿勢が伺えました。
ノンピは、単なる「食事」を提供しているのではなく、「共食」を軸としたコミュニケーション活性化を促しています。何気ない会話やそこから生まれる新しいイノベーションを生み出すひとつの手段として、ノンピのランチをより多くの方にご利用いただき、実感してもらいたいです。
ノンピが創業当初から培ってきたケータリングのノウハウを活かし、「現地調理をしない社食」という新しい形の社食モデルを確立したのが現在の「ノンピシェフズランチ」です。
料理人雇用や食材の仕入れも不要で、また厨房機器を最小化すると同時に使用電力を抑えることができるほか、大型の排気排水設備も不要なので大幅なコストダウンが可能となります。
このような企業様は是非お問い合わせください。
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