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ノンピ、社員食堂・ケータリング日系企業初*¹「Science Based Targets(SBT)」認定取得。2030年に温室効果ガス排出量88%削減(2021年比)目標を設定、サステナビリティを推進

「共食」の機会と可能性を世界へ広げるために「新しい共食の在り方」の社会実装に挑戦する、株式会社ノンピ(本社:東京都千代田区、代表取締役:上形 秀一郎、以下ノンピ)は、パリ協定*²が定める温室効果ガスの排出削減目標の認定「Science Based Targets(以下、SBT)」*³を取得(Near-term SBTを取得)しました。



【SBT認定取得の背景と目標設定】


ノンピは「食で世界に笑顔を増やす」ために様々な食のサービスを展開しており、その理念達成には、お客様・株主・社会・環境といったステークホルダーと共に協力していくことが必要不可欠です。

持続可能な脱炭素社会の構築に向けた動きは世界中で加速しており、企業は気候変動対策などの非財務情報の開示や、自社のみならずサプライチェーン上でのCO₂排出量の削減に向けたコミットメントと具体的な活動が求められています。

ノンピは、脱炭素社会への貢献をはじめとするESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを重要課題として捉え、2030年までにScope 1およびScope 2排出量を2021年度比88%削減する目標を設定し、Near-term SBTの認定を取得しました。



【温室効果ガス排出量の削減に向けた具体的な取り組み】


将来的な脱炭素の実現へ向け、まずは電力消費に伴う排出量ゼロを目指します。具体的には、本社・各運営拠点での省エネルギー推進・再生可能エネルギーの導入および再生可能エネルギーとしての価値を有した電力契約プランへの切り替えを進めるとともに*⁴、社有車の電気自動車への切り替えたうえでの再生可能エネルギーの活用を実施します。



【ノンピのSDGs達成に向けた取り組み】


ノンピは事業を通じて持続可能な世界の実現に貢献することを目指し、サステナビリティに関する取り組みを進めています。


〈セントラルキッチン集約モデルによるCO2排出量削減〉

nonpi Chef's LUNCHでは温かく美味しいランチを毎日日替わりで企業様のオフィスへお届けしています。セントラルキッチンで調理した料理をお届けしますので、各企業様は本格的な社食設備不要で社員にランチを提供することができます。調理をセントラルキッチンに集約することで、調理機器の使用や調理にかかる水光熱量を抑えることが可能です。



調理設備のないオフィスへのランチケータリングサービス「nonpi Chef's LUNCH」


〈循環型素材を活用したランチプレート〉


プラスチック素材を循環再生産・再利用しサステナブルな製品を提供する、石川樹脂工業株式会社と共同で特別なランチプレートを開発しました。

単一素材で製造されたプレート、食器、カトラリーを使用します。摩耗したプレートは製造元へ返送し、再び原材料に戻すことができます。



〈廃食油をリサイクルした石鹸の活用〉


ノンピは食事事業で排出された廃食油を石鹸にリサイクルする取り組みをエスケー石鹸株式会社と連携して行っています。回収された廃食油は独自のリサイクルシステムによりリサイクル石鹸「KAERU石鹸」として生まれ変わります。



(*1)SBTiのHP「認定企業一覧」

(https://sciencebasedtargets.org/companies-taking-action)においてLocationを「Japan」、Sectorを「Food and Beverage Processing」(2023年6月9日時点)として株式会社ノンピと株式会社ATGREENが共同で調査を行った結果、社員食堂・ケータリング事業を主要事業とする日系企業(日本国内に本社を有する企業)として初であることを確認


(*2)世界の気温上昇を産業革命前と比較して2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの。


(*3)SBTイニシアチブはパリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進している国際的なイニシアチブ。環境情報の開示に関するNGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で2015年に設立。


(*4)テナントビル様、クライアント様の協力を得ながら進めてまいります。



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