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テラスカイ様の農福連携事業で栽培されたピーマンを使用。ノンピが考案したオリジナルメニューでオフィス従業員を笑顔に。



こんにちは、nonpi Chef’s LUNCHの城戸(きど)です。



ノンピではオフィスにランチをお届けする『nonpi Chef’s LUNCH』を運営しています。


キッチン設備や食堂のような大きな空間がなくても、本格的なランチをご提供することができるサービスです。


今回実際にご導入頂いているテラスカイ様にて、同社の農福連携事業とコラボした企画を実施しました。




テラスカイ様の農福連携事業


新潟県上越地域の障がい者が農業や加工品製造に従事する一般社団法人「土の香工房」と業務連携して農業指導を受け、約40平方mの畑で主にピーマンと茶豆を栽培しています。社員として採用された障がい者は10代から60代までの男女4名で、日々農作業に汗を流していらっしゃいます。






今回の企画概要


上越地域の農園で障がい者の方々が育てたピーマンを使用し、ノンピが考案したメニューを東京本社で働く従業員様へご提供しました。事前にサンプル品をキッチンへ送って頂き、シェフに素材の味や食感を確かめた上で、メニューを考案しています。



*考案したメニュー『ピーマンと竹輪の塩昆布和え』



今回の企画は、障がい者の社会参加をサポートするテラスカイ様の取り組みに強く共感し、「美味しい食事を届けるだけでなく、その先にあるコミュニケーションやアイデアを生み出す」というノンピのミッションを実現すべく実施することになりました。食を通して社会貢献の取り組みに力を入れています。




ノンピシェフのこだわり


とてもみずみずしく、肉厚でしっかりとしたピーマンなので、素材の味と食感を活かすために柔らかい竹輪と合わせ、より食感を引き立つようにアレンジしました。味付けも塩昆布と少量のごま油のみで、よりピーマン本来のみずみずしさや味を楽しんでいただけるように考えました。






当日の様子


今回の企画について事前に従業員様には社内告知して頂き、当日はオリジナルのPOPを設置しました。実際に召し上がられた従業員様からは嬉しいお声を頂きました。


  • 以前このピーマンを食べて美味しかったので、今回の企画をとても楽しみにしていました

  • ピーマンがとてもシャキシャキしてて、びっくりしました。

  • 薄めの味付けがピーマンの味を活かしていて、本当に美味しかったです

  • ぜひこのピーマンを使って別のメニューも食べてみたいです!





「美味しく、健康的であることは大前提に、料理の彩りや食材にもこだわり、素材を活かしたランチをオフィスで働く皆さまに届けたい」というシェフの熱い想いが込められております。


また今回調理の際に出た端材は、ノンピが運営する別の社員食堂にて販売しているお弁当の具材として活用しました。素材すべてを活用するフードロスの取り組みも積極的に行っております。



*別の社員食堂にて販売しているお弁当の副菜「彩り野菜ときのこの中華あんかけ」




ご担当者様のインタビュー



経営企画本部 経営企画部 総務担当 新井様



ノンピ:


今回、御社の農福連携事業のお話を聞き、率直に素晴らしい取り組みだと感じました。


どのような経緯でこの連携事業がスタートしたのでしょうか。



新井様:


弊社の代表である佐藤は新潟県妙高市の出身です。その縁もあって、2017年に妙高市の隣の上越市にサテライトオフィスを開設しました。総務省のテレワーク推進事業に採択されたのですが、開設後は地域の雇用や経済、IT教育などにも貢献してきました。現在サテライトオフィスでは、上越市出身の社員や、関東からIターンをした社員など全9名が在籍し、事務やシステム開発業務をしています。


農福連携事業は、2022年に障がい者の雇用創出や地域貢献、SDGs事業の一環として新たにスタートしました。「上越地域の障害者4名と管理者1名を採用し、「土の香工房」様の農業指導を受けながら、現在はピーマンや茶豆を栽培しています。



ノンピ:


佐藤様のご出身が新潟県であることも関係されていらっしゃるのですね。素晴らしい地域貢献です。


ピーマンを栽培するにあたって、苦労されたことはございますか?



新井様:


当社としても初めての取り組みでしたので、スタート時は苦労しました。


土の香工房様の農業指導を受けて、倒伏対策の網の貼り方や除草の仕方、肥料を与えるタイミングなどを学びながら取り組んできました。雇用している障がい者の方々は障がいの程度もさまざまですので、配慮しながら日々の農作業を進めています。障がい者が農業を通じて、積極的に社会参加できるようにしていきたいと考えております。



ノンピ:


今回の企画を実施してみていかがでしたか。



新井様:


初めての取り組みでしたのでどのようなメニューになるのか、期待と不安がありました。メニューを提供したところ、笑顔で喜ぶ社員が多くて、うれしかったです。まずは一安心しました。事前告知をしていたおかげもあり、当日楽しみにしていた社員も多く、メニューを見た際の反応がとても良かったです。上越地域で栽培されたピーマンが東京オフィスの社員にも食べてもらうことができてとても嬉しい気持ちになりました。



ノンピ:


実際に栽培している障がい者の方々にも伝えたいですね。



新井様:


実は当日の写真はすぐに現地のスタッフへ送りました(笑)


丹精込めて育てたピーマンを東京本社のみんなにも食べていただき、大変嬉しいと話していました。



ノンピ:


今回の取り組みについて、今後の展望はございますか。



新井様:


弊社の農福連携事業はまだスタートしたばかりですので、まずは上越地域にて障がい者の雇用を生み出すことに力を入れていきたいと考えています。障がい者の社会参加を全力でサポートすると同時に、栽培する野菜も安定的に収穫量を保てるようにしていきたいと思います。


今回は弊社の従業員のみに提供しましたが、収穫量をもっと増やすことができれば、ノンピさんが契約している他の企業様へも野菜をお届けできたら良いですね。




新井様、この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました!


nonpi Chef's LUNCHはただお食事をご提供するだけでなく、パートナー企業様のこうした取り組みも全力で応援しています!


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